土地問題
昨日ヤードセールをしていた農園は、チャモロランドトラストと言う制度で政府から100年(正確には、99年だそうですが…。)貸与されている土地。
原住民であるチャモロ人が希望すれば、この制度で土地が貸与されます。
1エーカー(約1200坪)がお義父さんお義母さんの土地。1エーカーが夫、もう1エーカーが夫の弟で貸与されているので隣り合う3エーカーが使えます。でも、この制度で貸与される土地は、未開拓のジャングル。
お義父さんお義母さんは、1エーカーだけを開拓して、2エーカーは、まだ開拓できていません。
でも、最近は、この制度が人種差別だという事で裁判を起こされています。この制度で土地が貸与されるのは、グアムの原住民であるチャモロ人だけ。そこが人種差別なのだそうです。
グアムは、常に侵略され続けて来た島です。
もともとの原住民であるチャモロ人に土地を還元する意味もあり、この制度があるそうです。
ハワイや別のアメリカの地域でも原住民を保護する制度があるのと同じなのになぜグアムだけ訴えられるのかという様なことが地元新聞に書いてありました。🤔
今のグアムは、どんどん移民が増えて来ています。全体の住民に占めるチャモロ人の割合は、どんどん減って来ていますが、まだグアム政府は、チャモロ人が動かしています。
人種間の色々な問題があるのも 日本とは、違う所。人種によりお国柄というのがあるので複雑です。😓
私個人の意見としては、
「郷に入れば郷に従え。」
嫌なら自分の国に帰ればいいし、違う場所を探せば良いと思っています。🙂
農園にあるグアバの木に実がなっていました。
お義母さんには、本宅がグアムの中心街にありますが、親族が集まって住んでいる(10軒ほどが広大な土地に邸宅を構えています。)ので親族間のいざこざから離れたいと言って、お義父さんが亡くなってから、農園で暮らす様になりました。
どこでも土地や親族間の問題って複雑です。😓