Daddyはチャモロ人

グアム島でのバイリンガル子育てや日本と違う学校や仕事の事など日々の生活を綴ります。

特別なお葬式

昨日は、先日亡くなった叔父さんのお葬式。

朝9時に遺体が教会に運ばれてくるのでその30分以上前から夫は、教会でスタンバイしなければいけないと言っていた。


お葬式は、9時から12時の間で親族は、ご遺体の側で並んで座りゲストを迎えます。


参列者は、ご遺体と対面して親族に挨拶。日本でいうお香典も持って行きます。


白い封筒に20ドル程を入れ、裏面に自分の名前を書いておきます。お香典を入れる箱があるのでそこに入れるというのが一般的。


大抵、ゲストをもてなす軽食が用意されているので食事を頂き、時間がない人は、そこで帰ります。


親族や親しい友人等は、12時から始まるお祈り(約1時間)に参加して、その後お墓に向け皆それぞれの車で出発します。


このお墓までの道が大変。


今回叔父さんは、退役軍人ということでピティというグアムの南にある退役軍人の墓までの移動。


マリンドライブという幹線道路を一直線なのですが、車の列を途切れさせずに移動するのが常識。

チャモロあるあるのひとつでもあるんです。


なので警察を手配して所々交通を警察官が止めながら葬式の列が進んで行きます。

これは、その一族が大きければすごく長い列が続くことになります😭

これには、一族がいかに大きいかを他に見せる意味が大きいとも言われています。


昨日は、叔父さんが公立学校のバスドライバーだったので数十台のスクールバスがお祈りが終わり、お墓に行く前のタイミングに教会の前を次々にクラクションを鳴らしながら通り過ぎました。

最後のバスは、叔父さんがいつも運転していたバスだったそうです。(すべてのスクールバスには、番号が付いています。)


夫が「あんなにスクールバスが列になって走る所を初めて見たよ。」と言ってました。

家に帰ってきてからお葬式のことを色々と夫は、話してくれた後、ぽつりと

「まだ叔父さんが亡くなったのが信じられないんだ。」と言ってました😓


息子のグアムヒストリーの4学期の課題が仕上がりました。第二次世界大戦から現代までが主に描かれてます。


第二次世界大戦の様子は、映画「永遠の0」を何度も見ながら描いたそうです。