Daddyはチャモロ人

グアム島でのバイリンガル子育てや日本と違う学校や仕事の事など日々の生活を綴ります。

父に電話

先日、私の実家から荷物が届いた時に電話をしたら、父は、まだ仕事から帰って来ていませんでした。


今日も父が仕事に行っているのは、わかっていたので、夜電話をしました。


丁度お風呂から出て来た所で、子どもたちは、お礼を言い、録画番組のリクエストについて話していました。


私の父は、今年で76歳。


60歳で公立高校の教師を退職してから16年間非常勤講師としてまだ教壇に立っています。


毎年、「今年で終わりだろうなあ」と、3月の学年末になると話しているのですが、

4月になると、

「続けて欲しいと言われたから」と言って、

この16年間週に2回ほど講師として通っています。


年も年だし、ヤンチャな生徒が多い学校なので心配もしていますが、父は、大丈夫と言ってます。


毎年、3月になると進級が危うい生徒のために

時間外で補講をしてなんとか進級できるように

機会を設けている父。


非常勤講師なので時間外での補講はお給料が出ません。



でも、生徒のために補講を開くそうです。


というのも、留年をすると多くの生徒は、退学をするという事を長年の経験から知っているから。


せっかく高校に入ったのだから、卒業をして社会に出て欲しいと思うそうです。


でも、何人かは補講にも出ないのだそうです。


勿体無いと父は、言います。


私もそう思います。

日本の高校は、義務教育ではないのです。


行きたくても行けない色々な理由がある生徒がたくさんいるのにな。


今年の生徒さんたちが有意義な高校生活を送ってくれる事を願うばかりです。


今週提出しなければならない息子の課題。

グアムで問題になっている外来種の生物を調べて

チャモロ語でレポートを提出し、

プレゼンもチャモロ語でします。

息子は、高校に入ってから日常会話程度

であれば

チャモロ語も話せるようになりました。