Daddyはチャモロ人

グアム島でのバイリンガル子育てや日本と違う学校や仕事の事など日々の生活を綴ります。

疲れた😥

まだまだ台風被害からの復旧が進まないグアム。


21年前は、息子が生まれて7ヶ月。台風が来た日からホテルで働き始めた私は、その日家に帰れなかった。


暗闇の中、ベビーベッドで泣き叫ぶ息子をあやしながら玄関のドアから大量に入ってくる水と戦った夫。


私は、一晩中ホテルのゲストに毛布や食料を配って、家に帰ったのが次の日の夕方。


次に仕事へ行く時見慣れたタモンの光景は、てっぺんが吹き飛ばされた椰子の木ばかりで絶望感しか無かった。


今回の台風も大きかったけど、椰子の木が椰子の木🌴だったからちょっと希望があるなと感じた。


赤ちゃんだった息子も今は、21歳。娘は初めての大型台風だったけど、小さな子どもでは無いので本当に21年前より自分自身にも余裕がある。


先日のグアム議会で南の方のメイヤー(村長)が「連邦政府からのお金があるはずなのになぜグアム政府は何もしない」と発言した事が話題となっている。


その後いくつか救済措置が出て来たのには、ちょっとびっくりだが、そのうちの一つに電気代が6/1使用分から安くなると言うものがあった。


ほとんどの住民が電気や水のない生活を強いられている中誰が電気を使用できるの?ちょっと考えると「なぜこのアイデア?」って不思議に思った。😑


夫は、「住民を馬鹿にしている!」って怒ってた。


それに、グアム政府の施設も大きな被害を受けていて、いくつかの手続きや救済措置の請求は、オンラインでって言ってる。でも本当に救済が必要な人たちはネット環境も電話も無いと思う。


この被害状況下でオンラインって酷くないか?


ブログアップするのも大変なのに😩


電気が来ているエリアに行くとdocomoの携帯電話のデータはサクサク使えるけど、電気の無いエリアだと繋がったり切れたり、写真のアップロードができないくらい。


やっぱり元の生活に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。