Daddyはチャモロ人

グアム島でのバイリンガル子育てや日本と違う学校や仕事の事など日々の生活を綴ります。

夫の話

ブログのタイトルになってる

ダディはチャモロ人。


私の夫は、グアムの先住民族であるチャモロ人です。スペイン統治時代が300年以上あったのでチャモロ人の苗字は、スパニッシュ系のものが多いです。


結婚した当初、私は、夫の苗字のスペルがなかなか覚えられず、しばらく常に運転免許証を見ながらサインをしたり、名前を書いたりしていました。


息子がK5で学校に行き出した時。

家に帰ってきて、

「僕は、自分の名前が書けないの。」

と、泣き出したことがありました。スペルが難しいのとアルファベット12文字(苗字だけで)を書くのは、5才の息子には、至難の技だったようです。


夫も自分が小さい時同じだったと言うことで

「息子がかわいそうだ。申し訳ない。」

と、それから毎日名前を書く練習を親子3人でしました。



学校では、毎日名前を書かされるのですが、息子の名前は他の誰より長い。

10回みんなが書いても、息子は3回しか書けないことがざらにありました。


家でいつも泣きながら名前の練習をしていたことが懐かしいです。



ちなみに娘が学校に行き出した時、私と夫は、

また息子のようなことになるかもと覚悟していたんですが、、、


娘は、

「いつも私が一番に終わる。でも名前が長いからめんどくさ〜い。」

一度も泣いたことなんてありません(笑)



男の子と女の子でこんなに違うのか?

と夫と話しています。



昨日の夜に夫の友人がアピギギとクリームチーズのパンを持って来てくれました。

サイパン出身のチャモロ人の友人は、家族がサイパンからくるたびこのパンを持って来てくれます。

家族みんなで美味しく頂きました。