Daddyはチャモロ人

グアム島でのバイリンガル子育てや日本と違う学校や仕事の事など日々の生活を綴ります。

息子が生まれた日(後編)

緊急帝王切開でやっと生まれた息子でしたが、

すぐに泣きませんでした。


ヘソの緒が一重に首に巻きついていたため、チアノーゼが出ていました。


すぐに処置をしてお尻をペンペンとすると泣き出しました。


カーテンで仕切られていたので、声が聞こえるまで、私は、隣にいた夫に息子が大丈夫なのか

なんども聞いてました。


声を聞いて

やっと安心したのを忘れられません。


処置が済んだ息子を私に見せようと先生が持ち上げようとした時


あれ?


と、先生が言いました。


処置用のトレーを息子は握っていたらしく、

先生がビックリしてました。


ひと目息子を見せてもらって、今度は、私の処置を先生は、始めました。


そこで片方の卵巣に異常がある事を知らされました。


通常の卵巣は、親指くらいの大きさなのに私の右の卵巣は、握り拳の大きさになっていると言われました。


後々、切除が必要になるから今切った方がいいと言われたので少しだけ正常な部分を残し右の卵巣を切除してもらいました。


切除した部分は、握り拳くらいの大きさで毛がたくさん生えていました。

ゲゲゲの鬼太郎の目玉親父に

毛が生えた様でした。

歯の様なカケラもありました。


私は、双子の片方が育たなかったのかと思って先生に聞いた所、受精をしていない卵子が勝手に分化して毛や歯や骨を作ってしまったからだと説明されました。


これが卵巣嚢腫というのは、あとで調べてから分かりました。


土曜日の夕方に帝王切開で出産しましたが、月曜日の午前中に退院しました。


こちらでは、

普通分娩だと半日(遅くても翌日)、

帝王切開は、2、3日で退院が普通です。


家に帰ってからが大変でした。


この続きは、別のタイトルで書いてみようと思います。