Daddyはチャモロ人

グアム島でのバイリンガル子育てや日本と違う学校や仕事の事など日々の生活を綴ります。

娘の宿題

今日娘は、理科の宿題がありました。


宿題をする時は、学校から重い教科書を持って帰ってきます。


日本のように無償で教科書が配布されるシステムではなく、貸与ということなのです。

何年も色々な子どもたちが使用するので、大切に扱うことを低学年から厳しく教えられます。



百科事典のような教科書は、本当に使い勝手が悪いです。


ブランクを埋めていくタイプの宿題が多いのですが、娘が分からないところは、一緒に教科書を読んで考えます。


私も確実な答えが分からない問題は、息子も巻き込んで3人で考えます。


答えが分かったら、もう一度夫に確認します。

(時々、間違っていることがあるので😓)


息子の時は私と息子で考えて、夫に確認をしてもらってました。


でも、私が分からないことも多く時間も掛かってたので、今は、息子も戦力として娘のバックアップが出来るようになり助かります(算数を教えるのは楽なんですが)。

領事館で教科書の受け取り

今日は、ITCビルにある日本総領事館へ行きました。


年に2回日本の教科書を受け取るために息子が小学校1年生の時から通ってます。


グアムでは、全日制と補習校の両方の日本人学校がある世界でも珍しい地域です。

どちらかの学校に行っている子どもは、学校を通して、日本の教科書を受け取ることができます。


どちらの学校にも行っていない日本国籍を持った子どもは、将来日本に住む予定があるか、日本で仕事をする予定がある場合のみ総領事館で教科書の無料配布を受けることができます。


日本国籍を持っているだけでは駄目ですよ、という立場なのは、「日本語を勉強しないで将来日本に住む気もない人には、税金で賄っている教科書を無料で配布はしませんよ。」

と、いうことなのでしょう。


当然ですよね。

日本の義務教育で配布される無料教科書は、世界でもあまり類を見ないほど素晴らしいシステムだと思います。



昔は、書いていなかったんですが、今の教科書には、「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待を込め、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」

と、書かれています。


海外に住んでいることで、日本のシステムの素晴らしいところに気づくことができる一例ですね。


うちは、最大限にこの素晴らしいシステムを利用させていただいてます。

今年は、息子が日本では中学3年生。

息子には、最後の教科書となります。