戦争について思うこと
今日は、グアム解放記念日。
日本軍から解放された記念日なのでグアム在住日本人には、複雑な思いの日。
今は、その当時のことを知る人も少なくなってきましたが私がグアムに住むようになった20年前は、明らかな日本人バッシングもあったし、夫の親族からバッシングでは無いんだけど日本が占領していた頃の話を聞く機会もあって戸惑った。
私の父は、第二次世界大戦が始まる前に中国の満洲で生まれた。私の祖父が国鉄(今のJRですね)で働いていたから(日本の満洲鉄道)なんですが、戦争が終わって満洲から引き上げる時私の祖母は、子ども4人を連れて命からがら日本に帰って来たそうです。
子どもの頃から引き揚げ船の中のことや日本に帰ってきても大変な苦労をした事よく聞かされました。
私は、戦後に生まれているので戦争当時の大変さは、話に聞いた事でしか分かりません。
日本に住んでいたらもっと知らなかったと思います。
でも、グアムに住むことでもっと戦争の事を身近に感じる機会は、増えたと思う。(観光でグアムを訪問する際は、あまりそういう事を感じないんですが…)
まだまだ戦争に関して、学校での日本人バッシングがある事を思えば、私の子どもたちには少しずつ史実を教えてバッシングに負けない知識を身につけさせなければならないなと感じる。
息子は、日本とアメリカ両方の第二次世界大戦に関する映画をよく見ている。チャモロ人と日本人の血を持つ彼なりに色々感じている事はあるようだ。
さあこれから、娘にもしっかり教えていかなくちゃ。
こちら地元メディアKUAM Newsから。
昨日からもう一段階経済活動が緩和されました。
グアム入国の際の検疫が緩和されるのは7/24からだそうです。
でも次々発表される航空機運休のスケジュール。
そして、世界中がまだ混乱している。
まだまだ先が見えない。