Daddyはチャモロ人

グアム島でのバイリンガル子育てや日本と違う学校や仕事の事など日々の生活を綴ります。

領事館で教科書の受け取り

今日は、ITCビルにある日本総領事館へ行きました。


年に2回日本の教科書を受け取るために息子が小学校1年生の時から通ってます。


グアムでは、全日制と補習校の両方の日本人学校がある世界でも珍しい地域です。

どちらかの学校に行っている子どもは、学校を通して、日本の教科書を受け取ることができます。


どちらの学校にも行っていない日本国籍を持った子どもは、将来日本に住む予定があるか、日本で仕事をする予定がある場合のみ総領事館で教科書の無料配布を受けることができます。


日本国籍を持っているだけでは駄目ですよ、という立場なのは、「日本語を勉強しないで将来日本に住む気もない人には、税金で賄っている教科書を無料で配布はしませんよ。」

と、いうことなのでしょう。


当然ですよね。

日本の義務教育で配布される無料教科書は、世界でもあまり類を見ないほど素晴らしいシステムだと思います。



昔は、書いていなかったんですが、今の教科書には、「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待を込め、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」

と、書かれています。


海外に住んでいることで、日本のシステムの素晴らしいところに気づくことができる一例ですね。


うちは、最大限にこの素晴らしいシステムを利用させていただいてます。

今年は、息子が日本では中学3年生。

息子には、最後の教科書となります。

今日の課題

子どもたちは、日本語を習得するために私から与えられる課題を毎日こなします。



娘は月曜日から金曜日に2年生の漢字約20〜30個を毎日漢字ノートに書いています。土日は、平仮名と片仮名と一年生の漢字80字を書くことになっています。



息子は、高校生になってから学校の勉強が忙しくなってきたので、毎日200字程私が指定した漢字を土日や学校の課題がない日にまとめて書いています。



特に息子は、小学校1年生から今までずっとこの日本語の勉強を続けてきたので、ある程度読み書きができます。

日本語を勉強してきて、最近になってやっと

日本語を勉強してきて良かったと言ってくれるようになりました。




今年、日本語クラスを受けている同級生は、うちの息子に宿題を教えて欲しいとやってくるので、言葉の意味や文字の書き方を教えているそうです。



でも息子は、今年日本語クラスを受けていません。来年から3年間受ける予約を入れたそうです。


なので、最近、息子には、日本語の勉強をやったのかという確認をあまりしない様にしています。息子自身が、少しずつでも日本語を勉強する大切さを分かってくれたと思うからです。



娘は、まだまだ嫌々やっているから、常にやったのかどうかを確認してます。

私や息子に日本語の勉強をしないと日本に行けないと言われて仕方なくやってます。


今日は、仕事から帰ってきたらテーブルに漢字ノートを開いて置いてありました。



娘が将来日本語を勉強していて良かったと思ってもらえる様に、これからもコツコツ教えていきたいです。