Daddyはチャモロ人

グアム島でのバイリンガル子育てや日本と違う学校や仕事の事など日々の生活を綴ります。

グアムの祝日

今日は、グアムの祝日🇬🇺

グアムヒストリーアンドチャモロヘリテージデイという長い名前。😑


学校は、休みなのだが、会社によっては、休みでは無い。


グアムが発見された時に上陸した地域のウマタックという村では、フェスティバルが始まっていて、地元紙で紹介されていた。


現在のグアムは、南部では、チャモロ語の話せるチャモロ人が多いので学校でも先生がチャモロ語を話していたりする。


でも南部以外は、公立学校でチャモロ語を教えているにも関わらず、殆どがチャモロ語を話せない。


グアムの公用語は、チャモロ語と英語なのだけど、チャモロ語を使う機会が無く、チャモロ語を話せる人が年々減ってきている。


うちの息子は、日常会話程度のチャモロ語は、理解していて、挨拶程度が話せるくらい。それでも珍しいと言われる。


公立学校でチャモロ語を習ってもほとんど話せない。

というのもチャモロ人以外の人種が半分以上を占めているので、日本人が英語を学校で習っても話せないのと似ていると思う😑 


チャモロ人も親世代がチャモロ語を話せないし、英語を勉強するだけでも難しいのにもう一言語勉強するのは、至難の業。


それでもグアム政府は、チャモロ語とチャモロ文化を守るため最近グアム大学でも力を入れている。


グアム公立学校の先生になるには、難解な試験に合格しなければならない。この試験に合格するのが難しいので、チャモロ語の先生になれる人は、この試験が免除される事になった。


本当に最近決まったばかりなようで、教職課程の授業でこの試験の勉強をするのだけど、息子が「僕は、チャモロ語なので、この試験が必要ないと言われているんですが。」と教授に言ったところ、教授から「必要だ」と言われたんです。でも、後で「僕が間違ってた」と謝られたそう。😅教授は、変更があったことを知らなかったそう。それだけチャモロ語を選択する学生も少ないという事?


グアムの文化を守るためまだまだやらなければならない事がたくさんあると思います。